「エネルギーカフェin 新潟」にて、ワークショップを実施しました!

2024年3月6日(土)に、おらって市民エネルギー協議会・新潟市の共催「エネルギーカフェin 新潟」にて、地域脱炭素化に向けた市民の役割というテーマでワークショップを実施しました!

前半は、産業技術総合研究所主任研究員の歌川学さんより、ご講演をいただきました。

気候危機に対する世界の動きだけではなく、新潟県や新潟市におけるCO2の排出量や光熱費など地域に密着したデータを提示してくださいました。

また、市民がすぐにでも取り組める具体的な対策も多数ご紹介いただいたことで、非常にわかりやすく、当事者意識をもって講演を聴くことができました。

そんな歌川さんの講演を受けて、後半にワークショップを実施しました。

今回のワークショップでは、各グループ一つのペルソナを選び、そのペルソナが抱えている課題の解決と省エネを同時に進め、かつ本人もハッピーになる地域モデルを考えてもらいました。

例えば、新潟市秋葉区に住む高齢者の場合は、一軒家で一人暮らしでかつ年金で暮らしており、車を運転しなくなったので、足がないことや光熱費の高さに困っている、冬の家の温度差や夏の熱中症への不安を抱えているという設定のもと、そのペルソナにとっての課題の解決と、省エネの推進を両方できるような地域モデルのアイディアをたくさん出してもらいました。

その後、各チームで作った地域モデルを見回って、いいね!やりたい!と思ってアイディアにシールを貼ってもらう活動を行いました。

同じペルソナを選んでも各チームで考えられたアイディアは違っているなどの発見がみられたり、これ自分たちの今の環境にもあってほしいという発言がたくさんきかれました!

最後にそのなかで自分が明日からでもやりたいことを、それぞれ紙に書いてもらい、発表してワークショップを終えました。

ワークショップを行うファシリテーターも、見ているだけでわくわくするアイディアにたくさん出会うことができ、非常に充実した時間になりました。

参加してくださったみなさん、ワークショップをお願いしてくださった佐藤さん、たくさんのアドバイスでワークショップをブラッシュアップしてくださった歌川さん、ありがとうございました!